天神橋そばにあった菅南福祉会館、たぶん昭和30年代に建てられた古ビルでした。
あまりメンテナンスされてなかったのですが、よく見るとなんだかいい。
昔ながらの鉄サッシの横連窓に、小さなまるい窓、階段室には垂直にのびる細い窓と、いろんな窓が表情豊かでとても可愛い。
ちょっときれいにしてやれば、しゃれたカフェや雑貨屋などが集まる、小さいながらも魅力のある場所にもなれたのにと思うのですが、残念ながら今年はじめに解体されてしまいました。
その跡地の擁壁に書かれた落書きは、なかなかいい顔で笑っています。
でもなくなったものはもう戻ってきません。